更新日:2002−03−17

湯元榊原館

 三重県久居市の山の手にある榊原温泉は、平安時代には「七栗の湯」と呼ばれ、清少納の「枕草子」にも書かれている名湯である。

湯元榊原館(三重県久居市榊原)
 上記のように、榊原温泉は、古くから知られ三重県では良く知られた湯の郷である。
 その榊原温泉の中で、一番のホテルが「湯元榊原館」であるが、此処で日帰り入浴が出来ると言うので、出かけてみた。
 右手前の入り口から入り、受付で浴衣とタオルを貰いロッカーで着替えをしてから、地下部分にある温泉(ホテル客と一緒)へ行く。
 流石にホテルの温泉なので、手入れはよい方であるが、造りが古いために最近の日帰り温泉と比べると見劣りする。泉質は、アルカリ性単純泉で、万人向きの良いお湯である。大浴槽、源泉微温湯、露天、打たせ湯とまずまず。此処では、源泉の微温湯がお奨めである。露天は唯外気に触れているというだけのもの。
 これで料金が、1000円/人なので、高いようでもあるが、浴衣・タオル・洗剤ありなので、考え方次第では、まずまずと言うべきか。
総合評価は、「AB」とした。 【写真】手前の入り口が日帰り入浴用。奥がホテル。

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